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「Think!提携講座 特別編 野中郁次郎×奥山清行が語る、日本のモノづくりに大切なこと ~稲葉製作所が挑む“Premium Innovation”~」を聞いてきました。

去る2月2日、六本木ヒルズにて、
「Think!提携講座 特別編
野中郁次郎×奥山清行が語る、日本のモノづくりに大切なこと
~稲葉製作所が挑む“Premium Innovation”~」
の講演を聞いてきましたので、その際のメモを公開したいと思います。
聞き違い等あるかもしれませんがご容赦ください。

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「ものづくり」と「ことづくり」の未来
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職人:
・肉体労働者のように見える
・実際は創意工夫を行い、
 余計に見えるところまで改善する

B級の職人:
言葉に変えて人に教えられる

A級の職人:
言葉では伝えられないことまで知っている
→徒弟制度で伝わってきた

A級の職人のノウハウが途絶えつつある:
終身雇用の崩壊等による
世界的な問題

職人=知識労働

フェラーリに世界の人たちが憧れる理由
→職人さんがいる

ヨーロッパ:
過去から未来へつながるものづくりをしている

技術単体に価値はない

イノベーション:
最新の技術だけではなく
枯れた技術からも起こりうる
例:ウォークマン→エクスペリエンスデザイン

どうやって顧客価値をつくりだすか?
(仕方なく買うのではなく、買いたくて仕方のないもの)

ものを使って何をするかという「ことづくり」
ことづくりがあってものは生きてくる

ヨーロッパのもの:
ものを使うことによってどんな生活が送れるか
想像できる=売れる

稲葉製作所:すごい技術を持っている(アルミダイギャスト、Xair)

流通:
お客さんの意見を肌で感じる

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知識基盤
ビジネス・イノベーション
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組織でどうやって知識をクリエイトしていくか

知識:
関係性、知識を使う人の想いで変わってくる

経験=暗黙知
→言語化することによってよみがえる
→暗黙知もまた養われる(還元される)

ことづくりはものづくり:
人間はユニークな経験そのもの

一人一人の主観
→みんなの主観にしていく(イノベーション)

ビジネスモデル
→「知」を利潤の流れに変換していく

イノベーション=新しい価値の提供

ものを組み込んだことづくり

iPad:
遊べる、仕事ができる、人とつながれる
→ものにことが組み込まれているから売れる

どうやって価値命題をつくりだすか

実践知だけが日常の課題を解決できる

創造とは、一回性の中に普遍を見ること

ものづくりのないことづくりはない

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パネルディスカッション
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日本:ものと心は同一

アメリカ:
ものづくりを否定している
その先のお金を出しすぎている
お金を稼いでどうするのかが考えられていない

イタリア:
過去と未来を普通の人がものすごくよく見ている

日本もことを意識できる段階まできた

ことを読む力を育成する能力:
匠→何がよいかを無限に追求していく

仮説→検証を無限に繰り返していく(スパイラル)

ビジネスモデルを持っていないと知を利益に変えられない

アジャイル、スクラム→ICTではメインストリーム

ペアプログラミング:ICTと徒弟制度の融合

地域を開いて知を総合していく:
その媒体は企業